皆さんこんにちは、渡辺です。
私は自他共に認める機材好きです。
使うかもわからない機材を買ってはタンスの肥やしにするようなタイプでした。
売ったりすればいいのになぜか愛着だけはあって手放せなかったりしてました。
今では本当に必要か2週間ぐらい自問自答してから必要なものだけ買うようにしています。
そんな私ですが先日実家で大変懐かしいものを見つけました。
FUJIFILM FINEPIX XP10
というデジカメです。
iPhoneよりも小さく、携帯性抜群。
防塵・防水などその他耐久性にステータスを振った感じのカメラです。
なので背面も
こんな感じでめっちゃシンプル。
正直に言います。
これで撮るぐらいならiPhone Xで撮ったほうが良い
声を大にして言いました。
耐久性以外の、つまり純粋なカメラのスペックはおそらくiPhone Xのほうが良い。
ですが今私はこのカメラで写真を撮りたいと思っている。
それはなぜなら
これが思い出の機材だから。
詳しく覚えてないですが、母が何かの際にプレゼントでくれたもの。
これで写真を撮った記憶はそんなにないけど
それでも、旅行に行くときには取り合えずバッグに入れてた思い出があります。
そんな思い出のカメラを今日散歩に連れて行きました。
背面のディスプレイは正直見にくいです。
普段一眼で撮っている身からしたら細かい設定ができないのも煩わしい。
ちょっとした設定を開くのもメニューの深くに潜らないとたどり着けません。
それでも何とか使っていると愛らしく思えてきます。
不便だからこそ少しかわいい。
こいつが活躍できる場所を探してあげたくなる。
そんな気持ちになるカメラでした。
散歩をしながら、このカメラをとりあえず持って行った旅行を思い出したりもしました。
使いやすさや、画質で評価するならこのカメラは使わないです。
ですがそこに思い出があるからこそ今回使ってみようという気になりました。
今後もこのカメラを持ち歩いてみようと思います。
ほっこりする散歩になりました。
こちらからは以上です。
新中野製作所/技術担当
渡辺 敬
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