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執筆者の写真渡辺 敬

昔、桜が嫌いだった話

皆さんこんにちは、火・金担当渡辺です。


今日はステイホームしてる皆さんに桜のおすそ分けできるようなブログを書きたいです。


「文章はいいから桜見せろや」って方は

こちら私のインスタで見ることができます、どうぞご覧ください。


さて表題の件ですが

私は昔、桜が嫌いでした。


というのも

①風流だから。

②節操なく咲くから。

③なんか下品だから。


という3点が理由。


まず先にこの2点を見ていきます。

②節操なく咲くから。

③なんか下品だから


すいませんこの2点ほぼ同じこと言ってますね。

でもほら、見てくださいよ。

なんか節操無いですよね。


花がそこまで小ぶりでもないのにみんな一斉に咲いちゃって。


挙句の果てには幹のあたりから枝もままならないまま花が咲いちゃったりして。



落ち着けよ!

って言いたくなりません?

しかも


「皆さーん私ですよ‼お待ちかねの桜ですよ‼」


みたいな咲き方するじゃないですか。

うるせぇなぁ子供かよって思っちゃう、ごめんなさい。


この気持ちは今もそんなに無くなってない。


では今なんで桜が許せるようになったのかそれが次の理由を克服したからですね。


風流だから。

これは本当ただの個人的な趣味の話。

個人的な趣味が渋めだから桜の派手で雅な感じが苦手でした。


金閣寺より銀閣寺派と言ったら良いのでしょうか。


とはいえ歳をとるにつれてなんだか桜の中に「侘び寂び」を見れるようになりました。


元々「風流」という美意識は「侘び寂び」と反対にあるものです。


簡単に言うと

風流:派手

侘び寂び:渋い


個人的には

「風流とは何か一過性のある物質や事象の中に見るもの」で

「侘び寂びは循環するような、流れの中に見るもの」

こんな感覚、いや、こんな感覚で見ることができるようになりました。


桜は散るから美しい、その散りざまはさらに潔い。


風流を貫き通して生を全うしてる感じがかっこいい。

散った後は次の春が来るのを粛々と待つ。


このスタンス本当渋いなって思います。


私が下品に咲くことで、人間の皆さんも気にせず下品に花見ができるんです。それが私のひと時の夢 By.桜

まじかっけぇ、下品とか言ってすみませんでした。

そんな思惑があるとは思わなかった。


そんな気持ちで見ると

なんかいつもより頼もしく桜が見ることができますね。


我々も今はステイホームして粛々と生活しています。

ですがいずれ季節外れの「春」が訪れるでしょう。

その時桜さんは散っているかもしれないですが、

代わりに我々人間が咲き誇ってやろうじゃないですか。


新中野製作所

技術担当:渡辺 敬

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