皆さんこんにちは、火・金担当渡辺です。
まさか全3回になるとは自分でも思ってなかった
「秋元康さん系楽曲の男声問題」
今日ここに完結します‼たぶん
さて前回のおさらい
秋元康さん系楽曲に出てくる男声問題を仮説立てて検証していったところ
「秋元私設団説」
「秋元康さんお気に入りのコーラスさん
と
めっちゃすごいミックスエンジニアである松本 靖雄さんの賜物」
これが有力であるというところまで行きつきましたね。
それでは本日は
「そもそもなぜ作・編曲者が違うのに男声だけ一緒なのか」
これを見ていきましょう。
「グループとして統一感を持たせる」
これはもちろんありますね。
坂道グループの中でも
乃木坂46っぽい曲
欅坂46っぽい曲
日向坂46っぽい曲
があります。
それぞれのグループの色を出すため、そしてその色に統一感を持たせるために
同じような作曲・編曲をすることがあります。というか割とセオリー。
ですが、今回目をつけている「男声」に関していうとそれってなんか逆行してませんか?
グループでの統一感を出すならもちろん作・編曲やミックスで統一感を出すのは大事です。
ですが多グループでそれをやってしまうとそれぞれの個性が薄れてしまいます。
グループをさらに大きく括って「坂道グループ」としてしまうと確かに納得いくのですが、
それではAKB48さんやラストアイドルさんでも同じ「男声」を使う理由になりません。
そこで私はある説に行きつきました、それが
「ギブソンの匂い説」
これに決まりだぁ‼
お前どうしたって感じだと思いますがまぁ聞いてください。
皆さんギブソンって知ってますか?
こんなギター見たことありません?
ギブソンとはこのギターを作っている元アメリカの超一流楽器メーカーです。
バンド音楽が下火になるとともに経営悪化したり、
音の良さを追求しまくった結果木材の違法輸入とかしちゃうやばいメーカーです。
ですが作るものは超一級で世界中のプレイヤーに愛されています。
そんなギブソンですが、楽器をやっている人ならわかると思うのですが
「ギブソンの匂い」
があるんです。
この匂いには諸説あるのですが、
ギブソンが楽器を出荷するときにケースの中に「ギブソンの匂い」の香水をかけるらしい。
この匂いによって「ギブソン」というブランディングをしている。
という説があります。
なのでこの匂いをかげば
「ギブソンだ」ってなります。音楽やってる人はだいたい調教済みです。
「ギブソンの匂い」と今回の「男声」なんの関係があるんですか
はい話していきましょう。
ギブソンの匂いは消費者に「ギブソンだ」と思わせるための刷り込み的な意味合いを持ちます。
つまり「男声」は「ギブソンの匂い」なんです。
「男声」を聴くことで「秋元康系の楽曲だ」ってなる。
つまり私たちが追ってきた「男声」の正体は
各グループのブランディングでは無く
秋元康さん自身のブランディング
のために生み出されたものなんです‼(渡辺個人の見解です。)
さあやばい事実に行き着いてしまった。
そいえばこの話が始まった最初の記事で私はこんなことを言っていました...
「男声コーラス聴いただけで、曲知らなくても秋元康さん系だなって判別がつくの‼」
私は調教済みだったんですね、秋元康さんという巨大な力によって...
ここまで読んだ皆さんももう逃げられない...
あの特徴的な「男声」を聴いたら思い浮かべずにはいられない...
「あ、秋元康さん系の楽曲だ」
信じるか信じないかはあなた次第です。
技術担当
渡辺 敬
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