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執筆者の写真鈴木和人

ダブルマスターズ2022が与える影響②


ご周知いただいてますか?MTG GOGO!!ですよ〜〜〜!!


今日もダブルマスターズに収録されたカードが、皆様のお手持ちの統率者デッキに与える影響を1枚のカードをピックアップして紹介していこうという企画でございます。


画像は全て、マジック・ザ・ギャザリング日本公式サイト様より引用しております。

「師範の占い独楽」

ヴィンテージ以外で禁止されているこのヤバすぎるカード。

禁止理由はその強力さももちろんありますが、試合時間が長引きやすいという理由もあるようで、、、ただでさえ1試合の時間が膨大になりやすい統率者戦において、大丈夫なの?という懸念を私はしています。

「奇跡」というキーワード能力などのデッキトップを参照するメカニズムを相性は抜群で、特に、「相殺」や「終末」とのコンビで、環境を席巻した過去があります。


通常に使うにしても、シャッフル手段と組み合わせると、最適解を手札に引き込みやすくすることもでき、また、タップするだけでデッキトップとこのカードを入れ替えることができ、「師範の占い独楽」自体を守ったり、欲しいデッキトップのカードをインスタントタイミングで手に入れることができ、奇襲にもなるという、テクニカルな動きが可能になっています。

統率者戦のような、各カードを1枚ずつしかデッキに入れることができす、また、統率者を含む100枚以上のカードで構成されたデッキにおいて、特定のカードを引き込みやすくする、または戦略を立てやすくすることができるこのカードが弱いはずがありません。


そして、無色のアーティファクトであり、わずか1マナのカードであるため、ほとんどのデッキに「入らないことがない」カードなのです。

それゆえにほとんどの競技フォーマットで禁止であるのに、需要は爆発し、高騰するという最近までの流れがありました。


「師範の占い独楽」の再録は、まさに「皆、統率者戦で遊びなさい」というメッセージにも思えてなりませんね。



鈴木

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