こんばんは、独断偏見MTGニュースの鈴木です。
最近の晴れる屋さんのYouTubeチャンネルや、ともハッピーさんのチャンネルで多く紹介されるようになったフォーマット「パウパー」。
このフォーマットは、過去にコモンとして収録された過去のあるカードのみでデッキを構築するフォーマット(正確にはMTGOでコモンとして収録された過去のあるカードであれば使用可能)である。
非競技フォーマットであるにも関わらず大変人気があり、
禁止カードも何枚かあるものの、過去に発売したカードセットの全てを使うことが可能で、コモンで構築されたレガシー・ヴィンテージといった感じです!
コモンで構築されているということは、デッキ構築にかかる費用もかなり抑えめにすることができるのも嬉しいところ。
しかし、あまりにもカードプールが広く、レアや、神話レアには必然的に注目がいくのに対し、コモンの注目度は低く、相当なカード知識や情報収集が必要になります。
ですが、安価に過去のカードに触れるチャンスでありマジックのさまざまな面を体感できる重要な機会になることも事実です! カードパワーも控えめですので競技フォーマットのような理不尽な動きも少なく、リミテッドのような盤面上の戦いや駆け引きを楽しめるのも魅力の一つだと考えます。
ストーム、親和などの破壊力抜群のコンセプトデッキにもテコ入れがされており、強烈すぎるムーブが咎められているのも良いところです。
一方で「稲妻」「渦まく知識」「思案」「定業」など、モダン、レガシー級のコモンカードを使うことができ「対抗呪文」「衝動」「殺し」などの強力呪文も使用可能ということで、意外にも手札は充実した状態をキープすることも可能ですし、除去は意外にも強いなど、コモンの強さを改めて感じることもできそうです。
近年のカードパワーと、黎明期のぶっ壊れ感を合法的かつ、フェアに楽しめる「パウパー」というフォーマット、魅力的すぎます! とりあえず青は使おうかな!
鈴木
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