こんにちは、あべです。
電車乗った時に、席に座って一息ついたら後ろの壁に後頭部ぶつけることあると思います。
そういうとき、ああ自分も生きてるなって思います。
ところで、「意識していないだけで、実はその名前はすごく説明的である」ことに気づくのがすきです。
1番わかりやすいのはアンパンマンですね。
おとなの皆さんはわかっているでしょうが、アンパンマンというのはアンパンでできた男ってことですので、説明的な名前です。
ところが、小さい子どもたちの多くは、アンパン男だからアンパンマンだ、とは意識しておらず、アンパンマンはひとつながりでアンパンマンなんです。
それが、「意識していないだけで実はその名前は説明的である」状態です。
・「電車」
これはおとなの皆さんでも当てはまる方多いと思います。
電車というのは、ある意味で「汽車」や「蒸気機関車」と相対する形で命名されたに違いなく、「電気でうごく車」だから電車といいます。
これを、僕なんかはしょっちゅう、「デンシャ」という音だけで認識してしまいますね。
なので、関東鉄道常総線のようにディーゼルエンジンで動く路線についても「電車が遅れている」などと表現してしまうことになるのです。
常総線のような場合は「気動車」と表現するのが正しいです。
・電光掲示板
からだってそうです。
こんなに長い名前で、明らかに説明的だろと思うでしょうが、野球に親しみのある少年たちならば、おそらくこの「デンコーケイジバン」という音で最初は認識したことでしょう。
あとあとになって、ああ、電気の光で情報を掲示する掲示板なんだな、とだんだんとわかっていくでしょう。
みなさん、もっと説明的な名前を探したくなってきませんか?
街を歩いていれば、そこらじゅうに見つけることができますよ。
街灯、電柱、中央分離帯、看板、自転車...
ゆっくり散歩でもしませんか。
お疲れ様でした。
新中野製作所
安倍大智
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