あるところにアウンさんとスーチーさんがいました。
スーチーさんのフルネームは、アウン=サン=スーチーでした。
なので、「アウン=サン=スーチーさん〜」と呼ばれた際には、アウンさんは困ってしまいます。
アウンさんは自分も一緒に呼ばれたのか、スーチーさんがフルネームで呼ばれたのかわからないのです。
自分も呼ばれているのだとしたら、知らんぷりしていてはいけませんし、スーチーさんがフルネームで呼ばれただけなのに反応してしまっては笑い物になりかねません。
「笑い物になる」って、だいたい笑い物になるのは人間ですから、本当は「笑い者」とするべきなのではないか?
そんなことを考えながらアウンさんは、「アウン=サン=スーチーさ〜ん」という声に、一応振り向くけど違う目的があって振り向いたふりをする、という策を採っていました。
「策をとる」については、ある策を採用するということだと思うので、「策を採る」が相応しいよなあ、と。
アウンさんとスーチーさんはしかして、仲のいい2人でした。
アウン=サン=スーチーさんとアウンさんですから、なにかと話題に上ることも多く、話す機会には困らなかったのですね。
話す機会が多くても気が合わなければ仲良くはならないでしょうが、気が合っても話す機会がなければ仲良くもなれません。
そういった経緯で、2人は仲良しでした。
数年前群馬サファリパークに行った時の写真を添えておきます。
お疲れ様でした。
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