相変わらず何も調べずにしゃべるアベのブログへようこそ。
すぐ終わるので我慢してください。
最近は中国人の友達から中国語のことを色々聞いているので中国語についてのアンテナがかなり張っててふくらはぎがパンパンですが、先日横浜方面へ行きまして、あ、中国語で横浜ってことは中華街の話だと思った人はごめんなさい、みなとみらいで気づいたことです。
電車でみなとみらい駅を利用した時、車内のドアの上のディスプレイに駅名が出てまして、「次はみなとみらい」と。出ていまして、例によってその後に続けていろんな国の言葉で「次はみなとみらい」って出るわけですけれども、英語、韓国語、中国語と出るわけですけれども、英語は普通に「Minatomirai」でして、そりゃそうですよね。日本語の読めない方はひらがなで見せられてもわからないですから、アルファベット表記で見せるわけです。で、日本語の読めない方は「ああミナトミライと読むのか」と理解するわけですわ。
ちなみにその時、「ミナト」がHarborという意味で「ミライ」がFutureという意味だということは理解していないのは後々ポイントになってきますので注意です。
で、韓国語はハングルで表記されまして、私はハングル読めませんが「ミナトミライ」と同じ文字数のハングルが並んでいることと、ハングル文字は表音文字なので一字一音で対応していると思われますから、やはり日本語が読めなくてハングルを読める方は「ミナトミライ」と読むんだなと理解し、「ミナト」「ミライ」それぞれの意味は理解しません。(おおかたは)
そこでやってくるのが中国語ですけれども、いかにも、この中国語が特殊なんです。わかりきったことのように思えて、ちょっと考えると物凄い特殊です。
表記は「港未来」でした。
わあびっくりした!
ね、普通じゃんって思ったでしょうあなた。
違いますやん、面白いのは、この表記を中国から来た友人に読んでもらったところ、
「ガンウェイラーイ!」
とか言ってきまして、ピンインで書くと「Gǎng wèilái」。
まじかー!!
てな具合で。
何をそんなにかというと、中国の皆様には、
「みなとみらい行きたい」って言っても「どこ?」ってなるってことでしょ?
いやみなとみらいほど有名な地名では実際はそうではないと思いますけど、構造的にはそうでしょう?
あくまで構造的には。
やばないそれは。
でもね、中国語表記には音の代わりに意味がちゃんと載せられています。
この駅名には、Harborという意味とFutureという意味が含まれている、ということは100億パー理解しているんです。
でも、そんなに理解しているのに、「みなとみらい行きたい」って言っても「どこですのん」なんです.......
これが、隣国の言葉にして、なんか似てるかもしれないと思っている中国語と日本語の大きな違いです。
ひらがな・カタカナがなく、漢字という表意文字での表現が脅威的に発達している中国語という言語の凄さなのです。
だって考えてもミタマエよ。
ひらがな・カタカナがないってことは外国からやってきた言葉や外国の地名を表現するのに、逐一、自国の表現を編み出しているってことなんです。
例えば何かが集約した施設としての意味の「センター」という言葉が入ってきた場合、「アート・センター」だったら「芸術中心」(艺术中心 イーシュジョンシン
Yìshù zhōngxīn)という言い方をするんです。
えらいこっちゃですよ。
同時に、表意文字(漢字)と表音文字(ひらがな・カタカナ)を同時に使っている日本語のやばい加減にも改めて気付かされました。
いやあすごい。
お疲れ様でした。
新中野製作所
安倍大智
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