こんにちは、マテリアルデザインからニューモーフィズムヘ。アベです。
いつまでもマテリアルデザインでいたい。
そんな話のようで、そんな話ではありません。
引越しを間近に控えたこの時期、アベの身に何が起こるか、わかりますか?
そもそも引っ越すの?って話ですよね。
そうなんです。引っ越すのです。今月末に。
引越しを間近に控えたこの時期、アベの身に何が起こるか、わかりますか?
全く同じことを言った。
誰しもそうだと思いますが、思い出が色々出てきますよね。
思い出が出てくると、手にとって、かつての自分に思いを馳せたりしてしまいますよね。
昔のものを取っておくタイプの人ほど、当然ですがそうなりやすいと思います。
それで作業が止まってしまって、引越し前日にオオワラワになる。そんな話では、見えすいた話でつまらないですが、
アベの場合はちょいと違います。あなたたちとは違います。
このブログの読者ならなんとなくわかっていただいていると思いますが、とにかく全然ものを捨てないので、思い出がやばいです。端的にやばい。
思い出ならまだしも、アベくらいになると
「思い出すらない」ものが出てきます。
どうやら確かに自分のものではあるようだけど、何これ?っていうものが出てきます。
そういうものにこそ、ガラクタの真髄があります。
なので、一つ紹介します。
一つというか、一連の作品です。
こちら。
「素材辞典(SOZAI JITEN)」シリーズ
おそらく、テーマごとにフリー素材的な画像がたくさん入っているであろう、昔のシリーズものCD-ROMです。
ん〜全然思い出無い!
Vol.119は<つよめの布–フューチャー&バイオレンス>でしょうか。
ギリ、今のCDドライブでも読み込めるかも知れないが、
解像度がうんちの可能性が高いのでギリギリ使い道がない。
美しい見た目をしているわけでもない。
古いと言ってもアンティーク、ヴィンテージ、レトロな価値があるでもない。
バリバリ大量生産時代、大量生産が当たり前になり、鮮烈さをなくした時代の、物悲しいくらい味のしないデザインと雰囲気を纏っています。
つまり、なんなら纏っていません。何も。
これを入手した当時の私はきっと何かときめいたんでしょう。
今、ときめきはほぼありません。
あるのは、
なんて無意味で宙ぶらりんなのだろう!
なんという所在なさだろう!
なんてときめかないのだろう!
というときめきです。
そのことについて、最高にときめいています。
こんまりさんが提唱した、片付け法。
ときめかないものを捨てる、でしたでしょうか。
ゼッタイだめです。そんなことしてはいけません。
売るんならいいです。
捨てないでください。
その場でモノの価値を決められるほど、人間はえらくありません。
新中野製作所
安倍大智
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