こんにちは、アベです。90年代生まれです。
時代に取り残されることについて、考えています。
20代中盤までは全く思いませんでした。20くらい上の世代の方々にスマホの使いかたやSNSの使いかたなどを教える機会があると、この人は時代に取り残されてるなと思うタイプでした。
逆に60代の人がAdobeを使いこなしていたりすると、すごい、この歳なのにこんなに使えるのか....!なんて思ったりしてしまうタイプでした。
それがここ最近、焦っちゃってます。
まずTikTok。
使い方がわからないとか、どういうアプリなのか知らないとかではなく、
なにが面白いのかわからない。
これはショックでした。
こんなにも流行っていて、こんなにもユーザーの多いアプリケーションなのに、面白さがカケラもわからないというのは完全に取り残されてると思いました。
エロが基底にあるなら、わかる。
流行を盾にクラスメイトのちょいエロ動画を見る。ちょいエロ動画を見るために、自分も流行っているダンスや歌を投稿し、tiktiokを廃らせず、流行らせる。
すごい
わからないって言おうとしてるのにわかってきた。
これだとおもう。
エロっていうか恋か。当たり障りない表現に替えたわけではなく、肉体的なわかりやすいエロだけでなく、日常の姿すらもドキドキしてしまうのが恋かと思うので。そのドキドキを得るためのツールとしてTikTokが流行ってるのではないでしょうか。友達とわいのわいの踊ったりしてるのも本心だとは思いますがそれだけで流行るとは思えないので、1人になった時、こっそり意中の人の動画をみる。そのドキドキが、より根底の部分を支えているのだろうと思いました。
いつだって下心が物事を加速するんだった。
思春期に戻ってみたら思い出した。
いまのアラサーの皆さまならわかってくれると思います。高校時代にmixi〜facebookを開く時のモチベーションを思い出してみてください。あしあとついてるかな、コメントついてるかな、みんなから、特に、あの人から。ちがいますか?違う人もいるよな。失礼しました。
あ、あしあとついてる!コメントついてる!しかも、あの人から!ならあったんではないですか?なんだか、言い当てて楽しむひとみたいになっちゃうのは嫌なのでやめますが、そんな気がします。
思えば夢のようなことです。
意中の人のことが知りたい、いまなにをしているのかな、どこにいるのかな、無事なのかな。想像するしかなかった時代。記憶の中のあの人の姿を繰り返し反芻していたのでは。
今日あの人日記書いてる!ううっ 毎日あしあとつけたらさすがに...。がまん、明後日くらいにまとめて読もう。あああ!アルバム!開けてしまった!あしあとついた!もう全部読もう。とか言ってたmixi時代。
飢えるほどに知りたかったあの人の、
動画が!
手のひらで、頻繁にお手軽に、しかもなんかちょっと本物より美しく加工されて見られるってことですよね。
それは思春期が黙ってないですわ。
TikTokで喋りすぎた。
これも的外れなのかな。だとしたらいよいよだな。
それではまた次回!
新中野製作所
安倍大智
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