こんにちは、アベです。みなさんディスタンシングしてますか?私はしてます。
他国に比べて「日本やばい!」だったのが「日本そうでもない、頑張ってる」という状況になってきてたので、ここで危機意識を再燃させるのは悪手ではなかったと思います。
引き続き手洗いうがい、ディスタンシングで乗り切りたいものです。
Covid-19についてばかり書くほど含蓄があるわけではないので、今日は別の話題です!
国連SDGsのゴールを表すアイコン
デザイン系の友人からこんな画像が送られてきました。
これは国連が掲げている「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という目標の一覧です。「SDGs」と略します。
「人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標をかかげ」たもので、SDGsについてはこちらの国連のサイトをご覧ください。
友人は、「アイコンのデザインがひどいから見てみろ」とこの画像を送ってきたわけです。
曰く「全体的にバラバラで読みにくい」とのこと。どういうことなのか、勉強しながら見ていきたいと思います。
1. どこまでディテールを削ぐのか?
何が問題なのかよくみてみたところ、まず、それぞれのアイコンの作り方が統一されていない感じがしました。
例えば「2 ラーメンショップ」のアイコンと、「13 気候変動に具体的な対策を」のアイコンを比べてみましょう。
アイコンを作る上でデフォルメ・簡素化の作業はほぼそれしかしてないと言ってもいいくらい重要です。中でも、どこまで簡素化するかが大事になってきます。
「2」のアイコンでは「真横からみた器のシルエットに湯気が3本」でディテールはほとんど無し。高台がついてるくらい。
それに対して「13」では地球の部分に細かい描写が結構されていますね。「2」と比較するとかなり描き込まれてると言えます。
この比較では簡素化の度合いが統一されていないことが統一感の無さにつながっているということですね。
地球のアイコンのディテールを残す理由として考えられるのは
a.そのアイコンが地球上のどこを示しているのかわかる必要がある場合
b.ただの黒目部分と思われないようにするため
かなあと考えましたが、
「a.」だとしたらこれ...どこだろう?地球上のどこなのか不明ならこの理由は成立しない...かな。アベの無知かもしれないですが。
「b.」は、デザイナーの技量が出る部分かなと考えます。デフォルメしても地球とわかり、かつただの黒目の模様とは思われないようなバランスを管理していく。
それがうまい人のデザインは、うまいなあ!って思います。
ごく有名なところではこちらがいい例でしょうか。
白い部分は明らかに宇宙服でありながらSTILL卵の白身だし、黄身の部分もしかりです。
感服いたします。
続く!
今回はここまで!いっぱい材料があるので何回かに分けさせていだだきます。
それではまた、水曜日!
*ちょっと茶化しましたが国連及びSDGsの理念に敵対するつもりはありません。あくまでデザイン面での話題として扱いました。
S.N.P. / 新中野製作所
インフォグラフィクス、デジタルファブリケーション
安倍大智
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